■ 概要

 

 2014年9月11日             

任意団体「すくのびくらぶ」設立。

震災から3年半が経過したので、復興の実感と人づくり・地域創りをめざして行きます。

子育て支援団体および福祉団体の連合で結成。会員16名(役員6名、スタッフ10名)

代表 前澤由美 (NPO法人いわき緊急サポートセンター理事長)

 2015年1月6日~

 フクシマススム プロジェクト(セーブ・ザ・チルドレン×サントリー)の助成を受け「とことん広場」の運営を「すくのびくらぶ」へ移管する。3月より保育士資格取得の勉強会を毎月開催し、地域資源の育成と親子・支援者の成長を願う。

(勉強会の開催日・時間、内容・講師などはホームページのイベント情報をご参照ください。)

 2016年1月5日~

JT NPO応援プロジェクト(JT×日本NPOセンター)の助成を受け広場運営を継続。同時に広場名を「すくのび広場」に改名する。毎月3,000人を超える親子の心の居場所となっており、子どもの運動機能保持・発育発達の促進に貢献。イトーヨーカドーのご協力で、2016年12月末まで広場を運営する。主に未就学児が対象。小学生の入場も可能にする。毎月、保育士資格取得の勉強会を開催し、2名の合格者を輩出する。

2016年5月1日~

復興庁「心の復興事業」に採択され、2017年3月まで(H28年度)助成が決定。

~多世代交流による心の復興と次世代活性の地域づくり~

これまで屋内遊び場の広場は、親子など子育て家庭の利用する所でしたが、当広場は

高齢者から赤ちゃんまで、小学生は勿論どなたでも利用できるようになりました。

大きな余震・津波勧告・土砂災害・避難指示が多い中、避難所としても心の居場所としても

多くの地域住民から必要とされる広場になっています。

2017年1月6日~

JT NPO応援プロジェクト(JT×日本NPOセンター)の2期目の助成に採択され2017年12月まで運営の継続が決定。震災の被害や原発不安を含め多くの避難者を抱えている上にまだ止まらない大きな余震に地域不安が続いています。イトーヨーカドー平店さんは丸5年半、場所の提供を継続してくださっており、毎月4,000人を超える利用者(親子・高齢者・支援者など)がイベントに参加し、共に支えあい成長しあうことを目的に運営しています。

保育士資格取得の勉強会を毎月継続し、今年度4名の合格者を輩出(合計6名)。

震災後6年目の春を迎えようとしています。

2018年1月6日~

JT NPO応援プロジェクト3期目に採択され、2018年12月まで継続運営が実現しました。2017年も4万7千人になる利用者さんが楽しんでくれました。スタッフが工夫して毎日イベントを開催し、誰もが笑顔になれるように努めています。

保育士資格取得の勉強会も毎月1~2回開催し、これまで9人の合格者が出ました。

震災後7年目の春になりますが、多くの方々の応援に応えるべく頑張っています。

いわき市子育てコンシェルジュさんが毎月第3(火)に定期巡回しています。

2019年1月6日~

福島県ふるさとふくしま交流・相談事業に採択され、2019年3月末まで継続運営します。2017年も4万人を超える親子・高齢者・学生・障がい者(児)さんなどに喜ばれました。

震災後、丸7年が経過し、新しい環境とそれになれるまでの心身および生活の変化があると思われますが、自分らしい生活スタイルを見つけ、笑顔で意欲ある毎日を応援します。保育士勉強会では、昨年は3人の合格者を輩出しました。引き続き活動してまいります。

2019年4月1日~2020年3月末

うつくしま基金に採択され、すくのび広場5年目の運営を実現できました。

2018年は、約4万600人を超える利用者で大盛況でした。

2019年10月の保育士資格取得試験では、4人の合格者があり、過去5年間で15人の

保育士を輩出しています。引き続き、多世代交流と人材育成に取り組んで参ります。

同時に学生支援活動を積極的に開始します。「公益法人公益協会 草の根助成基金」

進学したい学生、引きこもってしまった学生、つまづいている学生を広場で応援します。インターンシップを積極的に募集しております。

 2020年4月~

 2021年3月末

WAM助成に採択され、すくのび広場6年目の運営が継続できます。

東日本大震災と原発問題から10年目を迎え、復興・交流・育成に尽力します。

保育士資格取得の勉強会の継続、心のケアと自己肯定感ワークショップを開催して

「コロナウイルスでの社会不安」からの心身の開放・回復をめざします。

 2020年6月17日

~2021年3月末

「いわき市コロナに負けない市民活動」に採択され、新型コロナへの不安や心身の

不調・ストレスなどの緩和を目指して、いわき緊急サポートセンターが管理団体

として「いわき未来まちドットコム」のポータルサイトやYouTubeでの動画配信をして、専門家と連携して安心な情報を提供して参ります。新しい生活様式など

を含む疑問点や質問などがありましたら、すくのび広場でも受付します。

2022年4月1日~

 2023年3月末

すくのび広場を自主運営(有志スタッフによるボランティア)

ラトブ2階 常設(定休日 水曜 金曜)

出張すくのび広場 マナビィ館(第2・4金曜)不定期の日曜に開催

 

出張すくのび広場 いわき市芸術文化交流館(毎週 水曜、月2回日曜)開催

立正佼成会 東日本大震災復興支援活動助成事業

2022年7月~

 2022年10月

(保育士試験の

対応は12月迄)

福島県 地域で支える子育て推進事業

・保育の勉強会の開催、保育士資格取得に関する支援(学習・実技・実習)

・子育て支援の実践(すくのび広場で交流、支援体験、イベント担当)

・川内村への訪問型の交流支援と研修会の開催

2022年11月~

    12月

 

2023年1月22日

 

いわき市ボランティア活動助成

(ラトブ2階・マナビィ館の広場での工作・おもちゃ提供)

 

常設ラトブ2階 すくのび広場 撤退

ボランティアにて毎週(金)マナビィ館にて10:00~15:00 出張すくのび広場

■ 広場の成り立ち

 2011年9月、福島原発事故から半年後、外遊びができずにいる市内の子どもたちのために、いわきNPOセンターがイトーヨーカドー平店のご協力を得て、4階の特設催事場に簡易広場を設置したことから始まる。 広い屋内遊び場で原発不安に負けず、 とことん遊べるようにと願い「とことん広場」と名づける。

赤い羽根募金、フクシマススムプロジェクトなどの助成を受けて広場は、2014年12月までの3年以上にわたっていわきNPOセンターが運営。年間2万5千人超の親子から親しまれて、広場存続への強い要望があった。 子育ての専門性を高めるために「すくのびくらぶ」へ移管。

これまでの様子は、とことん広場Facebookなどで紹介されている。

震災後10年経過し、イトーヨーカドー平店がコロナ感染症の拡大の影響で令和2年2月末に閉店するまで継続運営。年間4万人の利用者。

 イトーヨーカドー平店の閉店に伴い、いわき駅前LATOV3階⇒2階へ移転し、継続運営。

 LATOV2階にすくのび広場を常設し、毎週(水)(金)定休日とした。

 毎週(水)アリオスキッズプログラムに採択され、出張すくのび広場をアリオス1階に提供。

 不定期(日)いわき短大生と共に、多世代交流・人材育成に尽力する。

 毎週(金)いわき市平第二小学校の空き教室「マナビィ館」にて出張すくのび広場を提供。